MT160の詰め具合
こんにちわ。
お盆ですし。コンテンツを充実させるのもいいかなって思ってます。
今回はちょっと特殊な菌糸ビンの紹介と詰め方の考察を書いていこうかと思います。
今回はタイトルにもある通り微総研さんが製造しているMT160に関してです。
最近BE-KUWAで紹介された巨大パラワンオオヒラタの最終瓶がこのMT160でした。
うちのパラワンヒラタは850一本で雌53mmがポロっと出てきました。
特徴は何て言っても長持ちで半年程(環境によって増減しますが)持つようです。
特にヒマラヤ系、インドシナ系アンタエウスによく合う様です。
無添加でヒマラヤ系90mmUPを狙えるのはこれ位なのかと思います。
(幼虫期間が長いアンタエウスは長持ちする菌糸に入れときたい・・・)
あと、もう一つ特徴として「詰めてから寝かせなければならない」と言う非常にめんどくさい所が在ります。人によっては3か月寝かせるという方も・・・
寝かせる、期間を置くと言うとカビなんかが気になりますがこのMT160は菌が非常に強くて、多少の青カビは飲み込んでしまいます。それだけ菌が強いと言う事は入れられる幼虫も限られます。ヒラタやオオクワ系。ニジイロ一部のノコギリとかですかね。
フタマタは自身が飼育していないのでどうとも言えません。ホソアカは・・・多分ダメでしょう。メタリを今度入れてみようかと思っていますが。
ここまで長々前置きを書きましたがここからが本編です。
MTは菌が廻ると硬くなるので詰め方は通常より緩めだそうです。
通常より緩めってどんなんや!?
と前回の様な問題にぶち当たります。
おまけに既製品は850ccとブロックしかありません。(一部ショップさんで詰めたものを販売しているかもしれません)
なので850ccの詰め具合を見て1400、1500、1800、2300、3200と容量を割り出していこうかと思います。
空ボトルは非常に安定していて84or85gでした。85gで計算しましょう。
大体が550g~560gの間でした。555gとしましょう。
555-85=470gとなりました。あれ?前回とあまり変わらなくね?
一応係数を割り出すと×0.59になりますがもうこの0.01は恐らく誤差ですよねぇ。
と、言う事で1400以降は以下を参考に詰めて頂ければいいかなと思います。
1400=826g
1500=885g
1800=1062g
2300=1357g
3200=1888g
ここ2回位きっちりクオリティ管理したい人向け記事になってしまいましたが、そこまできっちりしなくても大丈夫です。管理するならどちらかと言えば温度の方を重点的にしましょう。
MT160。使いこなせるようになりたいものですね。
以下参考資料です。
MT160は微総研さんのHPもしくは地域で取り扱っているショップ。通販ショップで普通に購入出来ます。
通販で買う場合にはクール便を使ってくれる所を選ぶと良いです。
インターネット通販では楽天、PayPayモールで購入するとポイントバックがあって少しお得です。
※特に楽天やYHAOOの回し者ではありません。
それでは今回はこの辺で ノシ