飼育種紹介&産卵方法解説 その③ パプアヒラタ
こんにちは!
外の気温も20℃を超える日が続き、各地でコクワやヒラタなどの採集報告も出て来ています。
自分で採集した個体を累代するのも良いかな?なんて最近考えています。
さて、今回は小さいけどガッチリしたパプアヒラタクワガタの紹介と解説になります。
またマイナーな・・・と思われるかもしれませんが、最後までお付き合い下さい
(^^;
まず、外観ですが体長に関係なく短歯、中歯、長歯の形状を持つ大あごを持ちます。
体長はオスが30mm~60mm程、メスは20mm~30mm程です。
所謂「中型種」になると思われます。個人間で違いがあるかと思いますが私的には
野外での最大体長30mm以下=小型種
野外での最大体長30mm以上70mm以下=中型種
野外での最大体長70mm以上=大型種
最大体長が110mmを超えるクワカブ=特大種
と思っています。

左側が長歯、右側が短歯の個体になります。体長は両方とも48mm
残念ながら我が家では中歯の個体は出ませんでした。現BE-KUWAギネス個体が中歯と言える個体ですのでBE-KUWA69号をお持ちの方は手に取って見比べてみてください。
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横幅が広いのも特徴で写真の短歯の個体は48mmの体長で横幅が21mmあります。
体長と体幅の比率では世界で最も幅の広いクワガタであるアルキデスヒラタとほぼ同じです。
なので体長の割に大きく見えます。小さいマッチョマン。それがパプアヒラタなのです。
次に毎回恒例何処に住んでるの?ですが
今回はナビレ県と言う所のラベルが付いています。

前回とは違い沿岸部ですね。
拡大します。

今回も結構栄えた町ですね。空港もあります。
もちろん旅行会社のツアーも組まれてたりします。興味のある方どうぞ!
以前私がクワカブにハマっていた時から在った話題なんですが「こんな町中にクワガタ居ないだろ!」っていうのがありました。
大体空港が有る町がラベルに表記してあったりします。輸送の事を考えるとどうしてもそうなってくるんだと思います。なにせあの小さな体で物凄い長旅をしてくるんです。車に揺られてては持ちませんよ。
クワカブをやっていると誰も知らないような島や町の名前を覚えます。何処に有るかもだんだん覚えます。学生時代にクワカブにハマってしまった私はやたら東南アジアの島や町の場所に詳しい変人でした。。。
飼育解説に移りたいと思います。
今回は沿岸部の産地、ナビレ県内に大きな川が3本流れている事から低い山や川の傍などに住んでいるだろうというのが私の予想です。
まぁ、日本の本土ヒラタも川の傍に居たりしますからね。
高地は涼しいでしょうが平地はかなり温暖だと思います。パプアヒラタは成虫、幼虫共に高温に強く、夏場も室内で風が通っていれば常温で乗り切れます。
成虫はコバエシャッターの様な物より上が網状になっている風通しの良い物に変えてなるべく蒸れない様にしてあげましょう。
同じ気温でも蒸れがあるかないかでは随分違います。
産卵についてですがかなり容易です。マットにも材にも産卵します。
良く発酵していてガス抜きがしっかりしてあれば問題ありません。
寧ろ環境を良くしずぎる、大きなケースで産卵セットを組むと卵を産み過ぎて収集付かなくなります。我が家は今年ギラファが40頭近く産卵してしまい頭を抱えています。
小ケースでやったんだけどなぁ・・・
産卵セットを暴く動画を撮影してますのでご覧になってください。
字幕が早くなりすぎてしまって見にくかったかと思います。すいません・・・
最初パン屋さんで組んだら取れすぎてしまうかと思ったんですが案の定少し多いですね。私は1種につき10頭程度を目標にしているんですがなかなか上手く行きません。
幼虫が弱い種類なんかは少し多めでもいいんですがね・・・
産卵木は入れなくても産みます。マットも産卵一番を使っていましたが、ヒラタ・ノコ一番でもOKです。
幼虫はマット、菌糸ビン共に合います。大型を狙うなら3令になった時期で800cc程のボトルで管理すると良いですが累代を楽しむ程度なら400cc程のプリンカップで一度エサ交換をする程度で大丈夫です。
幼虫期間はオスが6ヵ月~12ヵ月、メスが3ヵ月~10ヵ月と思っていて下さい。
メスとオスは羽化の時期が数か月ズレますが1年以上は無難に生きるので次世代に繋がらないと言う事はないでしょう。
ペアリングは心配であれば顎を細い針金で縛っても良いですが、我が家で今の所事故はありません。アルキデスと違って性格は温厚です。(アルキも実は臆病なんですが・・・)
以上が飼育方法のまとめになります。
パプアヒラタクワガタは例年では野外品の入荷も多く2000円程度から入手が可能。
成虫、幼虫共に丈夫でスペースも取らないので初めてのクワカブとしてもおすすめ出来る種類です。
また、ベテランの方も大型種のサイズアップに疲れた時に余った資材で手軽に息抜き感覚で飼育してみてもいいと思います。
小型種、中型種は大型種にはない魅力があります。少し魅力を感じたら手に取ってみるといいかも♪
以上でパプアヒラタクワガタの紹介と飼育解説は終了になります。
今回は黒虫入門種の紹介でした。次回は色虫入門種の紹介をしたいと思います。
以下参考資料
幼虫飼育用に↓
以上長々と有難うございました。次回もよろしくお願いいたします。
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