LOWチャンのクワカブ日記

三十路手前にして飼育者復帰してしまったサラリーマンの奮闘記です。クワカブ以外もあるよ!

アローコクワガタ羽化個体紹介。

アローコクワガタのオス個体が殆ど出揃いましたので記事を起こそうかと思います。

 

まずは、個体紹介から始めましょう。

f:id:LOWchan:20210805195625j:plain

最小個体47mm。 羽化した中でダントツの小ささ。時点が68mmな事を考えるとどうしてこうなったのか感が凄い。

どうやらメスにつられて蛹化してしまったようでもうエサを食べ始めている。

このオスで一度採ってしまうのもいいか?

 

f:id:LOWchan:20210805195643j:plain

68mm。人口蛹室で羽化。

f:id:LOWchan:20210805195623j:plain

69mm。このサイズになるとアロー感が出てくる。

f:id:LOWchan:20210805195540j:plain

ギリギリ70mm。ここが大型の境目。

f:id:LOWchan:20210805195159j:plain

72.5mm。ここから1ミリ大きくなるごとに横幅がどんどん大きくなる。

f:id:LOWchan:20210805194714j:plain

73mm。

 


完品勢の中では2番手の大きさ。

f:id:LOWchan:20210805195110j:plain

73mm。惜しくも羽パカになってしまった。

f:id:LOWchan:20210805195212j:plain

コチラも残念ながら羽パカに・・・73.5mm。

 

f:id:LOWchan:20210805195104j:plain

75.1mm。今季最大個体。

 

最終体重は16gから記載がない。(800cc二本返しだもん・・・)

 

1本目の菌糸ビン(カワラ)終了時点で13g~18gと開きがあって。

 

その内17g2匹と18gを1400ccカワラへ投入して残りはマットへ移行したが

1400ccに入れた方は全く伸びず。

 

マットの中から最大サイズが出てくると言う体たらく・・・

 

もしかしたら800ccカワラ→1400ccマットでいい結果が出るかもしれないので次回はそこを攻めていこうかと思います。

 

マットも菌糸もブナ系を使いましたが。合っていると思われます。

 

とは言えエサの好みはあまりなく、カワラ、ヒラタケ、MT160と

 

色々なエサで70mmUPを量産出来ました。

 

70mmはそこまで難しくないと思いました。

 

体重を20g位まで載せて羽化させられるかが今後の鍵になるかもしれません。

 

次回はレコードサイズ78,5mmを目指そうかと思います。

 

 

 

 

 

アンタエウスオオクワガタ(タイ)羽化

こんにちは。

 

2019年12月に採ったタイアンタエウスが羽化し始めたので。

 

前半組のまとめの記事を起こそうかと思います。

 

飼育のチャートとしては

 

2019年12月に割り出し

2020年5月まで16度程の環境で2令後期まで管理

一本目の菌糸ビン投入(MT160orタダノヒラタケ 800cc)

同年11月1500cc~1800ccへ(MT160)

暴れ始めたのでマットへ

2021年5~7月羽化。

 

と言う流れでした。

 

羽化個体はコチラ

 

f:id:LOWchan:20210724170558j:plain

31gからの個体

 

f:id:LOWchan:20210724170849j:plain

34gからの個体

 

f:id:LOWchan:20210724171040j:plain

同じく34gからの個体。

f:id:LOWchan:20210724171238j:plain

40gからの個体。ヒマラヤ系の85mmレベルの体の大きさがありかなりカッコイイ個体だったが、ひと月ほどで☆に・・・動画にしようと思ったが出来ず終いで残念無念。

 

 

f:id:LOWchan:20210724171603j:plain

同上個体。頭幅30mm。前胸幅32mmの立派な個体だった。

 

 

40gが80mmを超えるか超えないかの敷居値?

 

幼虫期間を間延びさせて体重の高還元を狙ったが、最終瓶の交換タイミングがシビア過ぎる。。。ほぼすべての幼虫が暴れてしまったため。80UPは怪しいかと思ったがそうでもなかった。

 

最初の低温管理要らなくね?もしくはもっと短期間で良かったか。

 

幼虫の様子を見て3令中期だったらもうマットに切り替えても良いかと思ったので。次回は以下に暴れさせないかが課題か??

 

MT160もまだまだ寝かせたり無かったかもしれない。やっぱりきっちり3か月以上か・・・

 

MT160は詰めてから3か月程寝かせるのがセオリーだが無添加状態で唯一ヒマラヤ系が90mmを狙えると言われている。持ちも良く3か月寝かせて投入後5~6か月使えるレベル。

 

が、いかんせん使いずらい・・・

 

しっかり予定を立てて使用できる方にお勧め。使いこなせれば大型個体がポコポコ出てくるかも??

 

無難に行くならやっぱりヒラタケだよね・・・

 

 

ネパレンシスコクワガタの幼虫飼育 1サイクル目 (ネパールコクワガタ)

こんにちは。

 

今回も動画ネタなんですが、先日ネパレンシスコクワガタが羽化しましたので。

 


www.youtube.com

動画で語らなかった事も合わせて書き綴っていこうと思います。

 

まず、我が家のネパレンシスですが。産地がインド・ダージリンです。

 

正直最近見掛けません。

 

ただし、サイクルが長いネパレンシスでは。

 

あまり見かけない産地でも長い長い累代サイクルの中でいつか別ラインの個体が入手できるでしょう。次絶やさない様に累代出来るか?正面場です。

 

と言う事で。画像から。

 

f:id:LOWchan:20210522213733j:plain

最大個体 69mm

f:id:LOWchan:20210522214234j:plain

2番手 64mm 

f:id:LOWchan:20210522214812j:plain

メス 41mm 意外と大きかった

写真を撮ろうとすると体を丸めてしまうため、どうしても最大サイズを計測した写真が取れない。。。

 

幼虫飼育に関してはセオリー通りのカワラ菌糸を使いましたが、幼虫期間が長いドルクス族。

尚且つ、2本目以降の交換がシビアなクワガタなのでゆっくり食べれる様に

 

培地を「エノキ」で作ってある菌糸ビンをチョイスしました。

 

管理温度はヒマラヤ系のアンタエウスを参考に16~18度にしました。

現地では2000m級の標高で取れることもある様です。もっと低温でも大丈夫かも?

 

一本目は800cc。二本目も800ccに入れましたが、速攻で暴れてしまい。1ヶ月とせずマットに切り替えました。

 

その後羽化までマットで飼育することになりました。幼虫期間は10ヶ月程。

 

69mmのオスの最終体重は18g。

 

64mmのオスの最終体重は15g。

 

メスは8gでした。

 

70mm目標でしたが、僅かに届かず。 20g欲しいか?

f:id:LOWchan:20210522221450j:plain

メスの顎は物凄くゴツイ形をしている。極小♂やモザイクを疑う程

f:id:LOWchan:20210522221709j:plain

前面から。ドルクスコブは一本のみ。本当に特徴的なメスである

f:id:LOWchan:20210522222014j:plain

オスの顎は下側にかなり湾曲する。飼育下だからなのか体も分厚い

f:id:LOWchan:20210522222226j:plain

オスの裏側。日本のコクワガタに非常に酷似している。

次のサイクルが楽しみだが休眠期間が非常に長く。8ヶ月~12ヶ月。

 

生息地では一体どういうサイクルで活動しているのだろう…

 

当分ワインセラーの中の住人となるでしょう。

 

今回はこの辺で。

ハスタートノコギリ 亜種:モイニエリ

先週の動画にて紹介した「ハスタートノコギリ」

 

活字でも紹介しておこうと思います。

 

f:id:LOWchan:20210520204133j:plain

♂ 65mm

f:id:LOWchan:20210520204224j:plain

♀ 39mm


まだ後食前の個体で、成熟期間は後食後半年ほどを見れば充分であろう。

寿命は短くなく、1年以上は生きる様だ。

 

オスの気性は荒い為、ペアリングさせる際には成熟したペアを使用する事で事故を防ぐことが出来る。

 

生息地についでですが、ほとんど日本の真裏とも言って良いソロモン諸島

 

f:id:LOWchan:20210520204023p:plain

赤ピンがソロモン諸島。ここから良く生きたまま入れられたなと思う。

 

f:id:LOWchan:20210520203851p:plain

拡大図。マライタ島の下がガナルカナル島。左がベララベラ島。 舌を噛みそうである・・・

 

マライタ島にはモイニエリが、ガ島にはナカゴメが、ベララベラには原名亜種がそれぞれ生息している。(主な産地であり他の島にも生息している模様)

 

この内ベララベラ産のハスタートノコギリが俗に言うブラックハスタートと言われており、全身が黒く染まる種類である。と言うか原名亜種は黒いのが普通である。

 

モイニエリの黒化個体ではない。

 

カゴメは近年入荷した亜種で現在非常に高値で取引されている。入手予定はない。

 

なお、未確認情報であるが産卵に関して「原名は材産み」「モイニエリはマット産み」と言う記述を見かける。

 

以前モイニエリをブリードした際はマットから多数の幼虫を確保できたが、真相はいかに??

 

マット産みと言われている種類でも産卵木を入れる事により産卵数の増加や産卵行動への移行が早くなる印象があるので、失敗したくない種類はしっかりセットを組むことが重要なんですよね。

 

飼育レコードはモイニエリが77mm 原名が75mm !?

 

BE-KUWAを見返してビックリ! この大きさだと幼虫の体重は30gに迫るのでは・・・

 

原名のレコードホルダーの方のコメントによると22~24度でカワラ菌糸を使ったそうです。

 

高温型?でしょうか昔は大正義23度飼育でしたが。

 

最近は20℃。もしくは17~19度がトレンドになりつつありますね。

 

幼虫飼育に入る時にもう一度BE-KUWAを読み直してから始める事にします。

 

最後に紹介動画のリンクを貼っておきますので、是非ご覧ください。

 

それではありがとうございました。

 


www.youtube.com

ゴールデンウィークの動画祭り

ドーモ!

 

4/29~5/5まで本業がお休みでしたので動画を7本作ってみました!

 

産卵セット、幼虫割り出し、飼育種紹介、菌糸ビン交換から成虫掘り出し。こどもの日企画なんてのもやってみました。

 

動画を6本作り終わってから気づいたんですが・・・BGMをつけわすれてました。

 

orz

 

お暇があれば見ていってくださいね!

 


www.youtube.com

 


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com


www.youtube.com

 

今回は動画紹介でした。

 

活字で起こす系も再開したいですが、GW明けから本業が修羅場で・・・

アローコクワ大型個体羽化!

とってもお久しぶりです。

 

アローコクワガタの大型個体が羽化しました。

 

が、

 

f:id:LOWchan:20210505093927j:plain

 

不全して☆になっていました。

 

この個体は

 

カワラ菌床産卵から2令で割り出し

800ccカワラ

800ccマット

 

のリレーで羽化してきた個体です。

 

マットに入れる際の体重は17g。

 

マットに入れてから少し伸びたのかもしれません。

 

特にコクワ系は2本目の交換がシビアな様で

 

温度合わせやビンの熟度が合っていないと暴れてしまう傾向にあります。

 

暴れというより暴れ喰いに近いかも?ですが。

 

また、カワラからシワタケに入れた個体もありましたが、こちらは暴れませんでした。

 

シワタケのビンを3か月程寝かせたのが良かったのでしょう。

 

アローコクワはヒラタケでもカワラでもシワタケでも対応するので、

以下に暴れを少なく持っていくかが重要になりそうです。

 

感覚的には、ニジイロクワガタに近い印象がありました。

 

まだ、前蛹や蛹の個体も多いのでそちらに期待しましょう。

 

 

一人で飼える限界

こんにちわ。

 

今回は一人で管理できる限界についてです。

 

我が家では現在22種類くらいのクワカブが居ます。

 

(種類)です。頭数ではありません。

 

内訳としては・・・

 

・オオクワガタ 能勢YG

・ムシモンオオクワガタ

・ツノボソオオクワガタ

ブータンアンタエウス

・タイアンタエウス

・マレーアンタエウス

・本州ヒラタ

スマトラヒラタ

・パラワンヒラタ

・アルキデスヒラタ

・パプアヒラタ

・ギラファノコギリ

・ビプラギアトゥスノコギリ

・ネパレンシスコクワガタ

・アローコクワガタ

・ビシグナートゥスコクワガタ

・プラティオドンネブト

・ニジイロ

・メタリフェルホソアカ

インペラトールホソアカ 

パチェコヒメゾウ

・ティティウスシロ

 

と、なっています。

 

この中には幼虫で購入してまだ幼虫の種類も含まれています。

ネパレンシスやパチェコヒメゾウなどはまだ幼虫です。

 

ですが中にはアローコクワの様に50頭近く採卵出来たものも含まれています。

 

今年も15種類近く産卵セットを組みそのほとんどが20頭以上の子を得られています。そして今現在でも4種類7ケースの産卵セットが組まれています。

・メタリフェル(3ケース)

ブータンアンタエウス

・ツノボソオオ

・アルキデス

の4種類。

 

面白くなって増えていったものの、これだけ居るとスペースがどんどん圧迫されてしまいます。管理出来る数としてはまだ大丈夫そうですが、スペース的な面でキャパオーバーです。

 

そこで、種類の削減を少ししようかと思います。

自分の中で考えているのが

 

スマトラヒラタ(スペースを取りすぎる)

・ギラファノコギリ(幼虫も成虫もガリガリ五月蠅い、あとスペース)

・ビシグナートゥスコクワ(なぜか雌の幼虫すべて死亡。♂3のみ生存)

・ビプラギアトゥスノコギリ(スペース取らないので多頭でやってくかも)

・パラワンヒラタ(スペース取りの権化)

・ティティウスシロ(どうも今季初のボウズらしい・・・うそだろ・・・)

 

ヒラタはアルキデスとパプアに絞ろうかと思います。

特に、スマトラ、ギラファ、パラワンは餌代も馬鹿になりません。マットでやるのも手ですが今問題なのはスペース。

 

パラワンはいままだ2令幼虫なのでその子らが成虫になるまで追っていきます。

 

スマトラは♂羽化待ち。ギラファは♂2頭以外は成虫になりましたが、とにかく小さい。最小亜種のティモレンシスであることを踏まえても小さいし。思ったより背中も褐色になることはありませんでした。

 

と言う事で我が家で飼える量が15種以上20種未満位であることがわかりました。

 

今居る子らについては最後までしっかり面倒を見ますが、子孫を残してあげれないのは少し残念ですね。もしかしたら何らかの形で放出するかもわかりませんが。スマトラなんかはともかくギラファなんかは貰い手もいないでしょうね。

 

と言う事で。今回は我が家のスペース事情により飼っている種類を少し減らそうかなと言うお話でした。

 

ちなみに成虫、幼虫を入れる容器増えすぎ問題的なものも含まれています。

 

これからクワカブを始める人。クワカブが楽しくなって増やし始めた人。

 

計画的に楽しみましょう。 800ccで完結出来る種類や800ccと1400ccで完結出来る種類は容器の管理も楽です。

2000ccや3000ccなどを使わないといけない種類と1400までで完結してしまう種類を一緒にやると一気にスペースを圧迫します。

 

写真もなく少し後ろ向きな内容になっちゃったかな? でも6種類やめてもまだ15種類も居るので飼育風景的にはほとんど変わらないとおもわれ・・・

 

次回のブログは久々に飼育種紹介とかやろうかなぁ?